ちくちま商店

てぃーだブログ › ちくちま商店 › ちょろり › ありがとう

ありがとう

2024年09月19日

約9ヶ月ぶりぐらいの投稿になります

久しぶりの投稿ですが内容は明るくありません
記録として残しておきたいと思い投稿しました


2024 9月5日 13時39分 家の猫であり、
ちくちま商店キャラクターのちょろり永眠しました
19歳5ヶ月最後の最後まで頑張りました

ありがとう


2年前くらいから徐々に腎臓の数値が悪くなっていたけど
特に治療もせず自然に任せていた状態でした
6月に腎臓の定期的な血液検査をしようとしたところ
先生が「体重がかなり落ちてる、脱水もある。輸液しないと先は短い」と・・・
今年の3月に担当医が退職してしまい、他の先生もどんどん退職されて
自宅で輸液希望するも、「病院の体制が変わり自宅用の点滴は出せない」と言われ
自宅用点滴を出してくれる病院を紹介してもらうことに

新しい病院で血液検査をしてもらい、「まだ治療できるから、薬だします。後貧血がひどいね」
との事。とりあえず輸液習いながらの通院。
体重は減ってはいるけど、とりあえず元気だし。とりあえず食欲もある。
まだまだ大丈夫かと思ってたど、貧血がどうにも気になり再度血液検査。
そしたら貧血の数値が最低振り切っててヤバイ状態に
先生が「造血剤を打つと改善の見込みがある」
「けれど、抗体ができたらもう効かなくなる事は頭に入れておいてほしい。どうしますか?」

基本延命はしないつもりだったけど、まだまだ元気で食べる意欲もあるちょろりを見て
「お願いします!!」と造血剤を打ってもらった
その日、次の日は息苦しそう(貧血で酸素が不足してたみたい)だったけど
3日目からは完全復活!!とりあえずホッとした。
輸液は1日おき。通院するのは、時間もお金もかかるし
何よりちょろりのストレスがすごかったので、
4、5回習って、不安ありつつも1ヶ月程輸液の日々。

暫くして、輸液後ちょろりの前足が太くなっている(むくんでいる)。
輸液で足にも液が流れる事もあるみたいだけど、
どうにも気になり久しぶりに病院へ

むくみは輸液ではなく、胸水が溜まっていたからだった
半日入院で胸水抜いて(結構な量だった)、エコーも見せてもらった
腎臓だけでなく、心臓までなんて・・・ショックだった
先生が「胸水抜いたから大分楽になったと思う。細菌性や癌からのモノではないね。
心臓が弱くなっている。このまま2日~3日酸素室で入院させたいんだけど
どうしますか?ただ、24時間診療ではないので、夜はスタッフも医者もいません」
「その間に亡くなる可能性もありますよね?」
「その可能性もあります」
「そのまま家に連れて帰ります!レンタル酸素借りれるとこも探しました!!」

その後、心臓の薬も追加で処方される
「もう19歳だし、胸水もできるだけ抜きたくない(局部麻酔しないといけない)ので。
心臓のくすりの他に利尿剤も入ってます。
心臓は血栓ができたらもう何も出来ません。それは頭に入れておいて下さい。
そしてこの薬、腎臓にも負担がかかります。」
「腎臓が先か、心臓が先かという事ですか・・・・」
「そうですね。胸水もまた溜まる可能性もありますし。輸液の量もあるので(心臓弱くなってるから)、
3日通院して下さい」


とりあえずマッハでレンタル酸素(ペット用)の業者を探し、翌日には機械届けてもらう
ちょろりは胸水抜いて3日目あたりから徐々に調子が戻ってきた。


局部麻酔をして、みんなに押さえつけられたちょろり(治療だから仕方ないのは重々承知)
その状態でエコー見せられた時には本当に辛かった・・・・
19年も頑張って生きてきて、こんな目合わせてごめん
治る見込みがあるなら、頑張れるけど、先が無いのは分かってる
それならば、ちょろりが嫌なことは出来るだけしたくない
それからスゴク、ものスゴク考えて、輸液はしない・胸水が溜まったとしても抜かない。投薬のみ。
延命はせず自然に任せる決断をしました。
後日薬を取りに行くときに「投薬のみでそれ以外の延命はしません」と伝えました
その日から、仕事の休み時間に家にダッシュで戻り、ご飯あげたり、オムツ変えたりして
またダッシュで職場に戻り、5分でご飯を食べるという日が約半月程続きました


7月いっぱいもつか?
8月いっぱいもつか?
7月・8月は過ぎて9月

9月入ってから、食欲が落ちてきた。でも食べるし、水も飲む。
このころから下痢が始まった。口の周りも膨れてるし何だか黒くなってきている。
「そろそろお迎えがくるかもしれない・・・」

そして9月5日の午前3時頃
ちょろりが水を飲む音が聞こえて
尋常じゃないぐらい長い時間飲んでいる
「これは吐くだろ。飲みすぎじゃない??」
と思い暫くしたら案の定大量の水を吐く
その吐いた水からは血の匂いが
「あぁ、もう本当にそろそろなんだ・・・」と片付けながら思う
その後はウロウロ。少し寝ては起きて。口の中が気持ち悪いのかずっと口を動かしている

そうこうしている内に夜が明け朝に。
子供を起こして学校に送る
学校に行く前に子供に「ちょろりに挨拶してね」と言い
子供が撫でながら「ちょろり~行ってくるね」と言ったら「ニャー」とないた

子供送って家に戻る。今日は仕事休む。
相変わらず落ち着かずウロウロしながら口を動かしている。
気持ちが悪いのか?口の中が痛いのか?
病院に行くべきか?(ちょろりに病院にはもう行かないよって言ったから)
悩んで妹に相談「痛いなら少しでも取り除いたのうがいいと自分は思う」
悩みに悩んで結局朝一病院へ

結構待つかも分からないので、母親も一緒に動物病院へ
待っている間に1回吐く
「とりあえず、痛みだけ取ってほしい」と痛み止めと、脱水が酷かったので少量の輸液
家に帰ってきてから食材が全然無かったので、急いで買い物へ
帰ってきたら水飲み場でへたってるちょろり。
辛そうだけど、まだ息をしているし意識もある
部屋の中に入ったらまた大量の水を吐いていた
それを片付けて「今日、明日が峠かもしれない」と
痛み止めうってもらって口を動かす事はしなくなった
効いているのだろうか???

暫くして母が「もう帰るね。ちょろりまたね。」
ちょろりは声は出さなかったけど顔をあげて母を見た
それからグッタリしたちょろりを介護用マットレス(妹が貸してくれた)に抱っこして移動
が、暫くしてまた移動(かたい床がいいらしい)

じっとつきっきりで、ずっと見てると、鬱陶しいらしいので
普段どおりに、ごろ寝してスマホみてたら暫くしてちょろりがそばに来た
だんだん呼吸が苦しくなってきたみたいなので、
レンタル酸素で酸素を口元へ
最初はよかったけど、鬱陶しいみたいで拒否
それから暫くして、大きな声で何度かなき、痙攣して、呼吸も早くなってきた
「ちょろり!ちょろり!!」と叫びにも近い大声で名前を呼ぶ
目を見ると瞳孔が開いている。多分もう見えていないだろう
「ありがとう。もう頑張らなくていいよ」と抱きしめたい気持ちを抑え
(抱っこ嫌いだし、亡くなる間際は良くないとのこと)
なでながら号泣してもう自分が何言ってるか訳が分からない状態だった
そしてプツンと糸が切れたように息を引き取りました

その後何とか、個別火葬の予約・レンタル酸素の引き取り・亡くなったちょろりに保冷剤等々
一気に済ませ、妹・弟にも知らせその日が終わりました
次の日は通夜。妹夫婦・弟(下)が最後のお別れに。
弟(上)は来られなかったけど、香典もらいました(花代へ)。
そして5月7日に無事火葬を済ませて一緒にお家に帰ってきました。


眠るように安らかに逝ってほしいと願ったけど、そんな思うようにはいかない
チャッピーの時もそうだった。ちょろりはチャッピーの時よりもずっと苦しそうだった
病院に連れて行かなけばもう少し長く生きたのか?通院して輸液をしたら楽だったのかとか
未だに考えるけど、答えなんて出るわけがない。
それが分かるのは、自分があっちに行った時。


チャッピーもちょろりも、亡くなる時は自分1人の時だった。
どんなに苦しい姿だとしても、最後は自分に看取ってほしかったんだなって思う。
だから目を背けたくてもしっかり受け止めた。


ちょろりが亡くなってから
もう動物病院にいかなくてもいいし
夏場エアコンつけっぱなしにしなくてもいいし
毎日夜中1~2時間ごと起こされなないし
昼休みも十分に取れるし
子供の相手も存分にできるし
ご飯買いにいかなくてもいいし
時間を気にしないで出かけることができるし
泊りに行くことだってできる
時間・お金の制限されなくなった
いいのか悪いのか分からない

これからの時間とお金は、子供・自分の為に使おうと思います。
この先新しい猫を迎える事はありません。
今の私には新しい猫と過ごす、財力・体力・精神力がありません。
でも動物の為に何か力にはなりたいので、
今後はチャリティー作品等を充実させて、その売り上げを
動物団体に寄付していけたらと思っています。


ありがとう



真っ白くて(たまにオレンジ(赤土)緑(草)のことも)
可愛いピンクの口と肉球
長い尻尾(30cmくらい)
綺麗なオッドアイ
神経質で
喧嘩っぱやくて(いつも顔傷だらけ)

優しくて
気遣い屋さんで
空気読むの上手くて
こだわりが強くて
狩りが上手くて(よくネズミやスズメ捕まえてた)
ダミ声で(しかも声デカイ)

ちょろり、ありがとう。唯一無二の猫だったよ。
あっちに行くまで後40年程待っててね(自分の夢、子供の成長見てからね)。
チャッピーと仲良くしてね☆



同じカテゴリー(ちょろり)の記事
ちょろりと虹
ちょろりと虹(2024-09-21 17:27)

ちょろりの誕生日
ちょろりの誕生日(2023-04-14 23:03)

今年も後僅か
今年も後僅か(2022-12-31 20:22)

子供の服
子供の服(2022-06-30 21:31)


Posted by ちょろり at 00:41│Comments(0)ちょろり
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。